海外に、一般ユーザーや各メディアの評価・口コミをまとめている『metacritic』というゲームサイトがあります。
この記事では、このサイトのベヨネッタ クライマックスエディションの評価・口コミをプロと一般ユーザーにわけて、和訳して紹介します。
良い口コミ・評価だけでなく、わるい口コミ・評価も紹介していくので、ベヨネッタ クライマックスエディションの評判を知りたい方は参考にしてみて頂ければと思います。
ベヨネッタ クライマックスエディション|海外メディアによる評価・口コミ
まずはベヨネッタ クライマックスエディションのプロの評価を総合評価と口コミに分けて紹介します。プロのベヨネッタ クライマックスエディションに対する感想・口コミとしては
・まだベヨネッタをプレイしていない人は本作をぜひ遊んでほしい
・アクションゲームの中でも珠玉の作品だ
・TVモードの解像度が悪い
といった声がありました。
ベヨネッタ クライマックスエディション|総合評価(メタスコア)
メタスコア90点/100点満点
これは、スイッチのコンシューマーソフトで現在第5位の評価です。
ちなみに、このソフトより上位は、
そしてベヨネッタ2です。上位5つの内2つをベヨネッタが占めていることになります。
ベヨネッタ クライマックスエディション|海外メディアの評価・レビュー
New York Daily News:評価点100点/100点中
ニンテンドースイッチが昨年リリースされて以来、クオリティの高いゲームが着実に登場してきた。ただ、大きなギャップが1つあった。それはバイオレンスでクールな格闘ゲームがないことだ。
今回、スイッチにベヨネッタクライマックスエディションがリリースされたことで、そのギャップが埋められる。
本作を、ベヨネッタに詳しくない人向けに簡単に説明する。
ベヨネッタ1がリリースされたのは2009年。PlayStation 3 / Xbox 360時代の最高のアクションゲームの一つだ。
ただ、PlayStation 3 / Xbox 360版では、ベヨネッタのペースの速い戦闘において、フレームレートが問題となっていた。カクツクのだ。ただ、このフレームレートも、スイッチ版では問題ない。滑らかに動作する。
ベヨネッタ1,2ともにTVモードでも携帯モードでも720pで動作し、どちらもなめらかだ。ベヨネッタ 2で最大の敵(=最も処理落ちが発生する敵)に出くわしたときのみ、わずかに減速する程度だ。
ベヨネッタ1,2は、新しくシリーズをはじめるゲーマー、あるいは外に持ち込んで遊びたいゲーマーにとって完璧なソフトだ。ベヨネッタ3のための準備にもなる。
スーパーマリオオデッセイ、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、スカイリムと並んで、スイッチ上に欠かすことのできないゲームの1つが追加された。これでもまだスイッチを購入するために何か「理由」が必要だろうか?
GameSpew:評価点80点/100点中
残念なことに、ベヨネッタ1,2のグラフィックは、スイッチのTVモードにおいて、それほど印象的なものではない。携帯モードやTVモードで遊んでも、解像度は720pで止まっているように見える。
つまり、大きなテレビでは画質がやや劣ると言える。たしかに、ベヨネッタ1、2ともに、元のバージョンよりもグラフィックはちょっと良くなっている。ただ、私はもっと期待していたのだ。
ベヨネッタのドラマ部分や壮大なアクションシーンのクオリティは非常に高い。でも、ギザギザでちらついた『ザラツキ』や古臭いテクスチャが画面に出てくると、その壮大さの一部が失われてしまうのだ。
ベヨネッタ1、2ともに『大画面では時々グラフィックが汚くなる』というわけではないが、『私が望んでいたほどの美しさを感じない』というのが率直な感想だ。
DarkStation:評価点100点/100点中
ベヨネッタ1・2(クライマックスエディション)のスイッチ版はすばらしい。移植で失われたものは何もない。
本バージョンにデジタルダウンロード版として含まれている『ベヨネッタ1』は、Wii U版のものと同じものだ。
これには主人公ベヨネッタが着用できる衣装も含む。ピーチ姫、リンク、デイジー、そしてサムスのコスチュームといった、任天堂のコラボレーション衣装も入っている。
つぎに、ベヨネッタ1・2のゲーム操作方法について語る。
プレイヤーはタッチスクリーンを直感的に操作し、ベヨネッタを移動させ、敵を攻撃することができるようになった。ただ、この操作方法は便利だが、決して最も望ましい方法とはいえない。
また、Joy-Con(ジョイコン)は、私のボタン連打にうまく反応できなかった。ただ、Joy-Con充電グリップにくっつけてコントローラーとして使うことで問題なく反応するようになった。
Wccftech:評価点100点/100点中
ベヨネッタシリーズをすごく素晴らしいものにしているのは、アクションゲームのベテランプレイヤーも「ウンザリ」させず、新しいプレイヤーにも親しみやすい操作方法を提供していることだ。
あ、誤解はしないで欲しいのだが、ベヨネッタは1、2ともに難しい。理不尽な難易度という意味ではなく、ミスをするときちんとゲームオーバーになる難易度だ。
また、全てのプレイヤーが必ず使用することになるベヨネッタのコアとなるシステムとして、「ウィッチタイム」がある。
この「ウィッチタイム」は、敵の攻撃を避けることでプレイヤーに恩恵が与えられる巧みなシステムだ。正しいタイミングで敵の攻撃を避けることによって、ベヨネッタは時間の経過を遅らせ、数秒で複数回敵を攻撃することができるようになるのだ。
「ウィッチタイム」は戦闘だけじゃなく、戦闘以外の場面でも使用することができる。「ウィッチタイム」を発動する1番の目的は敵を倒すことだが、それ以外に、ゲーム内の謎解きにも使用される。
また、ベヨネッタ2について語ると、この作品の信じられないほどワクワクする。私たちは常に新しい環境を走り回り、奇妙な生き物と戦うのだ。
プレイ中、退屈な時間がまったくないので、特定のセクションがダラダラと続いていると感じることがない。短期間で多くの新しいことが現れるので圧倒されるかもしれないが、それこそが『ベヨネッタ』なのだ。
ベヨネッタ クライマックスエディションでは、高難易度で戦うための戦闘システムを習得するには、少なくとも2〜3回はリプレイするように作られている。
本作は、ベヨネッタ 1をプレイ後にベヨネッタ2をさらに面白くプレイできるゲームデザインになっている。
なお、ベヨネッタ 1を既にプレイしていても、順番にゲームに取り組むことを強くお薦めしたい。忘れていた操作方法の良いトレーニングになるだけではなく、いかにベヨネッタ2が素晴らしいかを体感することができるだろうから。
Hardcore Gamer:評価点80点/100点中
プラチナゲームスのヒロイン『ベヨネッタ』にとって、スイッチへの移植はかなりうまくいったと言える。しかしながら、ベヨネッタ1、2ともにWii U版と非常によく似ているので少し失望している。わたしには、ビジュアルがWii U版からあまり変化していないように見えるのだ。
Press Start Australia:評価点100点/100点中
ベヨネッタのグラフィック・世界観は間違いなく壮大でユニークだ。
ゲームの始めから、まごう事なき『地獄の領域』と化した都市で戦うことになる。そして、そこに出現する敵、クリーチャーのデザインも、また記憶に残るユニークなものばかりだ。ベヨネッタのようなゲームでは、優れた敵のデザインが不可欠なので、これは本当にすばらしい。
とくにベヨネッタ2は、グラフィック、難易度設計、敵のデザインにおいて、ベヨネッタ1を簡単に上回るすばらしいものとなっている。
物理法則を無視して建物の周りを走り回ったりする動きにドキッとする。カメラワークもトリッキーで、重力をねじ曲げたその動きは「スーパーマリオギャラクシー」を思い起こさせる。
ベヨネッタ2のサウンドトラックは、ベヨネッタ1の5枚組オリジナルサウンドトラックよりは残念なことに記憶に残らない。ただ、ベヨネッタ2の音楽も、まだ十分なクオリティがある。
正直、私はアップビートな日本のポップはあまり好みではないが、『ベヨネッタ』とその音楽は信じられないほどフィットしている。
また、「メタルギア ライジング リベンジェンス」のように、ボスとの戦いの音楽もとても良い。キャッチーかつ良い意味で馬鹿げた曲が、ワクワクするストーリーや活き活きしたキャラクターとミックスされることで、あなたに大きな楽しみをもたらしてくれるのだ。
Vooks:評価点100点/100点中
ベヨネッタクライマックスエディションの難易度は上手く調整されており、ベヨネッタ1、2ともに、私が予想していたよりもプレイヤーが遊びやすくなっている。
特に、私は通常の難易度が素晴らしいバランスであると感じた。手ごわい敵も用意されているが、決して不満の種にはならない。敵の攻撃のタイミングを感じ、回避した直後に敵にダメージを与えると、コンボにつながる。
プレイヤーは、ゲーム開始当初は1つまたは2つのコンボで戦闘をしていくことになるが、ゲームを進めるにつれて、新しいコンボ、動き、武器のオプションを見つけ出していける。
だから、ベヨネッタの基本の戦闘方法に慣れたら、ぜひ新しいことを試してみて欲しい。クールな新しいテクニックを徐々に発見することは、非常に楽しい。
ただ、このテクニックを習得することは、ゲームを進めるための必須条件ではない。もし、新しいコンボを駆使して遊ぶことを望まないとしても、ベヨネッタ1、2ともに基本テクニックのみでクリアすることが可能になっている。
さらに、『ベヨネッタ』の戦闘スピードが速すぎると感じる人向けに、簡単なモードが提供されている。「Easy」と「Very Easy」のモードでは、敵の移動速度が調整され、また敵の攻撃間隔も長くなるのだ。
これはベヨネッタ高速戦闘に追いつくのが難しい場合に便利なものである。さらに、「Very Easy」では、体力に関する不安へも対処されており、体力が自動回復するようになっている。
加えて、「Easy」と「Very Easy」の両方で、「オートマチックモード」を使用することができる。
オートマチックモードは、「Devil May Cry」で最初に導入されたモードだ。戦闘中にキャラクターが半自動的に動き、簡単にプレイできるようになっている。
このような異なる難易度モードとオプションにより、ベヨネッタ1、2は、広い層のプレイヤーが楽しめる。ゲーム中にイライラしすぎることもなくなるので、この難易度システムは、素晴らしいものと言える。
Stevivor:評価点95点/100点中
私はベヨネッタシリーズの大ファンである。ベヨネッタを一言で説明すると、『スタイリッシュアクションゲーム』だ。本作の中心には、とても複雑だが使いやすい、ユニークな戦闘システムがある。
何百ものコンボ、タイミングを測っての回避、そして特別な動きを組み合わせて生まれるベヨネッタの戦闘は、とにかくのめり込める。あなたのアドレナリンは、ゲームの開始から終わりまで、グツグツとみなぎることになるだろう。
ベヨネッタ クライマックスエディション|海外の一般ユーザーの評価・口コミ
次にベヨネッタ クライマックスエディションの海外ユーザーの評価・口コミを紹介します。
ベヨネッタ クライマックスエディションについての海外ユーザーの感想・口コミは、
・とにかく素晴らしいゲームであるの一言に尽きる
・初めてプレイしたがとても楽しい
・TVモードの解像度が微妙
といった声がありました。
ベヨネッタ クライマックスエディション|総合評価
8.6点/10点満点
ユーザー評価は、スイッチ全体で第3位、スーパーマリオオデッセイ、ソニックマニアに次ぐ順位でした。
2018年にリリースされたソフトの中では、現在1位です。
ベヨネッタは、プロにも評価されていますが、それ以上に一般ユーザーに高く評価されているソフトと言えます。
ベヨネッタ クライマックスエディション|各ユーザーの口コミ・レビュー
Voodooseeker:評価点100点/100点中
最高のアクションゲーム『ベヨネッタ』がポータブルでもプレイできるなんて…!
私はベヨネッタが大好きだ!素晴らしいコンボシステムがあり、さらに装備を自由にカスタマイズして戦えるんだ。amiiboのピーチ姫コスチュームも素敵だ!
ベヨネッタのストーリーを簡単に説明すると、地獄で捕らえられた友人を助け出すというものだ!この世界観全てがキャラクターに合っている。スイッチを持っているのならば「ベヨネッタクライマックスエディション」は絶対に買いだ!!!!
AlexfromNorway:評価点10点/100点中
ベヨネッタクライマックスエディションは、スイッチ向けにうまく最適化されていないぞ。
TVモードで画素数は720p(HD)のままだ。フレームレートは少し改善されているけど、60fpsは保ててない。
AgriasReign:評価点100点/100点中
ベヨネッタは、文句のつけようがなく素晴らしい!
とてもエキサイティングでよく作られている。俺はこのゲームをプレイすると、リアルに心臓がバクバクしてしまう。難易度設定、ボスのデザインもイイ。
引き込まれて常に夢中になる。このゲームをプレイしたことがないのはもったいない。一度は遊んでおくべきだ。
bucks:評価点60点/100点中
ベヨネッタクライマックスエディションに含まれるベヨネッタ1,2は両方とも名作だ。これが8年前と4年前のゲームにも関わらず、いまだにそれぞれ60ドルもするのでなければ、10点満点で10点を与えるだろう。
- 「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」は3つのゲームを入れてリマスターで40ドル
- 「大神 絶景版」は30ドル、ダウンロード版20ドル
- ワンダと巨像は40ドル。さらにリマスターされている
ベヨネッタ1、2が60ドルというのは正気か??新しい要素の追加もないのに、8年前と4年前のゲームのために?
持ち運んで遊べるメリットはあるが、持ち運んだ時のスイッチのバッテリーは3時間30分以上続くことはないのだ。いい加減にしてほしい。
DanRock:評価点100点/100点中
過去10年間の中で最も優れたアクションゲームの1つ、『ベヨネッタ』を持ち運んで遊ぶことができる。
ベヨネッタ1、2ともにスイッチでうまく動作している。ベヨネッタ1,2ともにスイッチになってグラフィックが向上し、1280×720の解像度および、60fps近くのフレームレートを維持している。
ベヨネッタ1、2をプレイして、ベヨネッタ3への興奮がとてつもなく高まっている!
結論として、本作『クライマックスエディション』は、「必携」というのが俺の感想だ。最初のリリースから8年以上経過したが、ベヨネッタ 1は今でもプレイするのが楽しいし、ベヨネッタ 2もやはり名作だ。
主人公の魅惑的な個性と爽快なコンボが、ゲームを退屈とは無縁のものにしている。
長い一日の仕事の後、プラチナゲームスからリリースされた本作の世界で俺はベヨネッタになりきり、日々の欲求不満を解消してテンションを上げている。
本当にベヨネッタは、ただただすばらしいとしか言いようがない。
AlexStrim:評価点100点/100点中
ベヨネッタは、これまでに作られたアクションゲームの中でも最高峰のものだ。
ベヨネッタ1は、最新のグラフィックになれきったプレイヤーには古すぎるソフトとみなされるかもしれない。でも、ゲーマーは、新しいものも古典的なものもプレイしたいのなんだ!
プラチナゲームスは良い意味でハチャメチャなゲームを生み出した。それでいて本作は、今までリリースされてきたアクションゲームの中でも、最もシステムが破綻することなく堅実にプレイすることができるのだ。
ハチャメチャながら堅実に楽しむことができる。それがベヨネッタというゲームである。
Mark1one:評価点90点/100点中
ベヨネッタ 2は、今でもこのジャンルのゲームの最高点である。
プレイヤーテクニックによる工夫、信じられないほどの快感をもたらす戦闘、飛び抜けてインパクトのあるボス、熱狂的でクレイジーなストーリー、そして芸術的なアートグラフィック。
いずれも他に類がないソフトだ。今よりもプレイヤーの心が広かったPS2時代にリリースされていたら、ベヨネッタは間違いなく伝説のゲームになっていただろう。
FeverHasHerpes:評価点90点/100点中
ベヨネッタ 2は、まだまだ多くのゲーマーに知られていないゲームの1つだ。だが、間違いなく神作だ!
解像度は720pで止まってしまうかもしれない。でも、そんな些細なことを誰が気にするのか?グラフィックはロード時間を増やすだけで、ゲームそのものを良くはしないのだから。
もし、ベヨネッタクライマックスエディションを手に入れることができたのなら、ゲームプレイが素晴らしいことは保証するよ。
ベヨネッタ クライマックスエディションの評価・口コミまとめ
今回は、海外のゲーム評価サイトに集まった『ベヨネッタ クライマックスエディション』の口コミ・レビューを和訳しました。ベヨネッタ クライマックスエディションへの評価・評判をまとめると、次のようになります。
良い評価・評判
・スイッチを所持しているなら必携のアクションゲーム
・まだベヨネッタをプレイしていない人に特におすすめ
・ベヨネッタ2が特にすばらしい
・本作をプレイすることでベヨネッタ3への期待が高まる!
・持ち運んで遊べる点が非常に良い
・TVモードの動きと解像度が良くない
・昔のゲームなのに値段が高すぎる
「面白そう!」と感じたかたは、今から、ベヨネッタ クライマックスエディションで遊んでみてはいかがでしょうか。スイッチソフト全体の中でもベスト3に入るほどユーザー評価が高いソフトです。
※在庫切れでプレミア価格になってしまっているので、現在はベヨネッタ1と2を別々に買う方がかなり安いです。
※安くスイッチのベヨネッタを買いたい方は以下記事をどうぞ。
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