海外では2017/8/29、国内では2018年に発売予定となっているニンテンドースイッチソフト『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』。かわいい見た目ながら奥が深い、と期待が集まっています。
日本での販売はまだ先ですが、購入を検討している人には気になるであろうこのソフトの評価を、日本に先立ちプレイした海外のサイトでのレビューから翻訳(和訳)して紹介します。
■参考:metacritic
マリオ+ラビッツ キングダムバトル|海外での評価・評判(総合)
海外のレビューサイトでのメタスコア(総合評価)は85点。ユーザースコアは8.9点です。
現在のメタスコアトップのゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(97点)やマリカー8デラックスの92点にはかなわないものの、スプラトゥーン2(83点)、ARMS(77点)を超える高評価です。
またユーザー評価ではなんとソニックマニアと同率で1位です。スプラトゥーン2(4位・8.6点)、マリカー8デラックス(5位・8.5点)も抑えてのこの順位です。事前の評判を上回る評価を得ており、日本での販売開始が楽しみです。
※メタスコア:IGNやEGM(日本で言うファミ通)などのゲーム評論家が評価した点数
※ユーザスコア:一般のユーザーが評価した点数
※ここでの順位や点数は2017/9/6時点のもの
マリオ+ラビッツ キングダムバトル|評価・レビューまとめ
ここからは、マリオ+ラビッツ キングダムバトル(マリオラビッツ)をプレイした評論家(ゲーム雑誌編集者)などと一般の海外プレイヤーの感想や評判を和訳して紹介します。ちなみに、ざっくり意訳なので、その点はご了承ください。
海外の評論家の評価・レビュー
まずはプロ達の評価・レビューから紹介します。点数も合わせて掲載します。満点は100点です。なお、悪い点も載せたかったのですが、全体的に高評価で、特にマイナスポイントをあげているようなものがありませんでした。切り口は違えど、べた褒めと言っていいレベルの評価です。
Nintendojo(評価:91点)
マリオとラビッツを構成する要素は、表面上は全く違う。でも、マリオ+ラビッツキングダム全体として見たとき、これら2つは驚くほどマッチしていた。
SpazioGames(評価:90点)
洗練された戦闘システムとGrant Kirkhope(バンジョーとカズーイの冒険などの音楽を手がけた作曲家)による、すばらしい音楽が融合した作品だ。
Wired UK(評価:90点)
マリオ+ラビッツ キングダムバトルはとんでもなく楽しく、Ubisoft(マリオ+ラビッツ キングダムバトルの制作会社)の売上に貢献すると思う。
マリオ+ラビッツ キングダムバトルは操作性がよく、慣れ親しんだおなじみのキャラクター達がいるので、若いプレイヤー達も、この挑戦的なゲームを抵抗なくプレイできるだろう。また、このソフトは後半になるほど難しくなるため、熟練プレイヤーにしても緊張感を持ってプレイできると思う。
EGM(評価:85点)
マリオ+ラビッツ キングダムバトルは深く戦術的なRPGではないかもしれない。でも、マリオとラビッツの強みを活用することで、今年リリースされるゲームの中でも最大の驚きと楽しみを与えてくれるソフトだ。
Washington Post(評価:70点)
マリオ+ラビッツ キングダムバトルはチャーミングだ。その上、ばかばかしいことで溢れている(注:ここでのばかばかしいはおそらく褒め言葉)。そして、そのゲームをプレイすればとても夢中になり、戦術的でおふざけ要素満載の世界に、簡単にのめり込めることだろう。
海外の一般プレイヤーの評価・レビュー
次に一般プレイヤーの評価を紹介します。こちらは10点満点です。
EFYevan(評価:10点)
任天堂以外の他の会社・スタジオが、マリオのブランドを使って何かにチャレンジするのはとてもよいことだ。そのジャンル全体とそのゲームそのものに新鮮さがプラスされるからね。このマリオ+ラビッツ キングダムバトルには、ゲーマーがニンテンドースイッチを購入するための多くの理由があると思うよ。
DemethValknut(評価:10点)
マリオ+ラビッツキングダムバトルには、驚いたよ!驚きすぎてあっけにとられたほどだ!戦闘は最高に楽しい…探索もだ!ラビッツはひたすら陽気でコミカル。なんてすばらしいソフトなんだろう!Ubisoft(※制作会社)、おれはもっとプレイしたいぞ!
すげえ、やべえ、ものすごい、ぱねぇ、最高、豪華すぎ、すばらしい、(中略)すばらしい、ファンタスティック、スーパー最高のかつてないゲームでゃああぁぁぁぁ!!!
AlessyBil(評価:10点)
私はマリオ+ラビッツ キングダムバトルは年間最優秀ゲームだと思うわ。このソフトがそうなったのは、たまたまじゃない。おかしなキャラクター、驚くべきグラフィックなどの豊富な特徴を持ってるの。
マリオ+ラビッツキングダムバトルは、私たちが褒めちぎっても全くおかしくはないソフトよ。このソフトに触ると、どれくらいの情熱と愛情を持って作り上げられたものか感じることができるわ。Ubisoftはいつもプレイヤーのために作ってくれる。。けど私が思うに、マリオ+ラビッツキングダムバトルにおいて、彼らは本当に全てをかけてこのゲームを作ったのよ。
1000ポイントをラビットルイージへ♡あなたは、みんなのおかげで夢を叶えた。でも、あなたは私たちさえ驚くことを成し遂げたの。(※訳しておいてなんだが、ここの意味はわからない)
マリオ+ラビッツキングダムバトルは、驚くほど良い、ターン制の戦略シミュレーションゲームだ。グラフィックも音楽も、ゲームプレイそのものもすばらしいんだ。ほんの一瞬、フレームレートが停止したり、いくつかのイベントにおいてエフェクト音がしなかったりするけど、それは些細なことだ。また、もう一つの問題として、テーブルモードにおいて、スイッチ本体にジョイコンをつけたままだと、プロコンで操作ができないと言うこともある。でも、やっぱり来れも些細な問題だ。マリオ+ラビッツキングダムバトルは、スイッチを持っている全ての人におすすめできるソフトだよ。
Reciter5613(評価:9点)
このゲームは、驚くほど楽しいモノだった。シミュレーションゲームのXCOMを楽しんだ人には、非常に近いものだと感じられると思う。ただ、何度もクリアしたコースを遊べることの価値はあんまり感じなかったかな。
デメリットとして、エンディングに疑問が残ったり、一瞬フリーズしたりすることがあったかな。でも、全体的にはすばらしいゲーム体験だったよ。
Denoguy89(評価:4点)
わたしはこのゲームに4点をつける。なぜならこのゲームの協力プレイについて語るからだ。このゲームでは、クリアしない限り協力プレイで遊べない。
すべての協力プレイ要素にたどり着くには、ゲームをクリアしなければならない。だから協力プレイで遊びたいプレイヤーは、まずシングルプレイで無意味にマリオ+ラビッツキングダムバトルの世界を明らかにする。そしてそれから協力プレイをし、同じ事を繰り返すのだ。
たしかにこのソフトはすばらしいソフトのようだ。でも君がこれを買う前なら2人プレイには向かないことを知っておいて欲しい
マリオ+ラビッツ キングダムバトル|評価・レビューまとめ
©Nintendo
今回はマリオ+ラビッツ キングダムバトルの海外での評価を抜粋して和訳しました。残念ながら協力プレイは微妙なようですが、1人プレイ用のゲームとしては名作です。
また、詳細レビューとしては記載しませんでしたが、
- エンディングまでは10時間~20時間
- キャラごとの個性があっていいね。ルイージ強い!
- ストーリーはあるけど、マリオオデッセイのようなジェスチャー劇で話が進むよ
- 後半、少し難しすぎね?
- 最初はぬるゲーかと思ってたけど、途中から普通にゲームオーバーなったわ。頭使う。楽しい!
という意見もありました。
マリオ+ラビッツキングダムバトルは、後半の難易度は決して低くありません。このため、ハードルの低い簡単なゲームを求めている人には向きません。ただ逆に、歯ごたえがある戦略的なゲームが好きな人は、がっつり楽しめるソフトです。戦略的なゲームが好きな人は、1度遊んでみてはいかがだでしょうか。
コメント